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黒文字で上生菓子をいただく

和菓子あれこれ | 2021.01.25

和菓子には様々な種類があります。

後々ご紹介していきたいと思っていますが、今回は、その中の上生菓子について少々。

 

上生菓子(じょうなまがし)や、縮めて上生(じょうなま)と耳にしたことはありませんか?

文字の通り 水分を多く含む生菓子に分類され、生菓子の中でも良い材料を使い、和菓子職人が様々な技法によって、季節感や和歌などの世界観を表現する芸術性の高い 上等な和菓子のことです。

 

お茶席のお菓子として、また特別なお客様へのおもてなしとして用いられています。

 

和菓子体験キット かしあわせで作る和菓子はその上等な和菓子「上生菓子」にあたります。

美しいお花をモチーフにして上等な練り切り餡で季節を表現しています。

 

そんな上生菓子は「食べる」というよりも「いただく」という言葉が合うような気がします。

作り手の思いやそのお菓子が表現する季節と趣きも一緒に味わいたいものです。

 

そこで、黒文字を添えるのはいかがでしょう。
見た目にも〖和〗の風情がより高まります。

 

黒文字とは、和菓子を切り、口に運ぶために使う菓子楊枝でクロモジという木の枝を削ったものです。

カフェで和菓子をいただく時やお茶席で お菓子の横に添えられていますね。

かしあわせ「桔梗」では、花びらの筋をつけるための道具としてセットの中に入っています。

クロモジの木は爽やかでとてもよい香りがします。
お菓子に沿える時に 少し水につけて湿らせてみてください。
香りがよみがえります。
また湿らせることでお菓子がくっつかずきれいに召し上がることができます。

かしあわせ「桔梗」の黒文字も作ったあと捨てずに菓子楊枝としてお使いください。

 

豆の香り、餡子の上品な甘さ、美しい姿形そして・・もしかすると作った苦労?(笑)も美味しさのエッセンスです。

 

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