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季節をあじわう ~節分~

和菓子こよみ | 2021.01.29

節分(せつぶん)

今年の節分は2月2日。例年より1日早いです。
なんと2月2日の節分は 124年ぶりだそう

立春の前日、季節を分ける日という意味で節分と呼ばれるようになったのが由来

 

節分には豆をまき、年の数だけ豆を食べて無病息災を願います。

昔から日本では穀物には魔除けの力、生命力が宿っているとされ、米、麦と同じく豆も大切に扱われていました。

 

豆まきには、パワーを持つ豆を魔物の目に投げて魔を滅したからという説があるようです。
(魔目=まめ)、(魔滅=まめ)

 

現代では研究が進み、豆の健康成分が注目されていますが、昔の人たちは経験則で、豆が私たちの身体に力を与えてくれていることを知っていたんですね。

 

この時期、鬼をモチーフとした上生菓子がたくさん登場してます。
かわいい鬼、少し怖い鬼 様々な鬼がいます。

今年の当店の鬼は 上用きんとんの「赤鬼」です。
きんとんとは、餡をきんとんふるい(別名:きんとんこし、そぼろこし、とも云います)に通してそぼろ状にしたものです。

和菓子手作りキット かしあわせ「梅」のしべを作る際、こし網で練り切り餡を押し出しますがそれと同じ方法です。
こし網の網目の大きさできんとんの雰囲気が変わるので、様々な表情のお菓子を作る事ができます。

 

余談ですが、当店の赤鬼・・・白小豆の蜜煮のコロンとした角がやさしい鬼に見えて、童話の「泣いた赤鬼」を思い出しました。

 

心の底から厄除け、無病息災を願うこのご時世
また、季節の変わり目で体調管理も難しい時期でもあります。
古来からの健康を願う風習の日『節分』に和菓子を食べて豆のパワーを体内に取りこみましょう!

 

 

和菓子手作りキット かしあわせには、外餡+中餡のみのおかわりセットもご用意しています。
おかわりセットを使って、お花だけでなくオリジナルの鬼を作ってみるのも楽しそう。

あなたの練り切り「鬼」作られたら、ぜひかしあわせグループページでシェアしてください。
あなたの作品をお待ちしています。

 

 

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