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季節をあじわう ~雨水~

和菓子こよみ | 2021.02.16

雨水(うすい)

二十四節気のひとつで、今年は2月18日から始まります。
雨水とは、雪から雨に変わり、積もっていた雪や氷が解けはじめ、水になる頃という意味があります。

日本は、南北にも東西にも長い国で、季節の変化も地域差があります。
当店がある静岡県浜松市はとても温暖な地域で、雪が積もることはほとんどなく、年に数回ちらつく程度です。

雨水の意味ほどに大きな季節の変化ではありませんが、『三寒四温』温かい日が、日に日に増えて、季節が進んでいることを実感します。

 

この時期は、春を感じるピンク色のお菓子と合わせて、若緑色のお菓子も増え、店頭はすっかり春です。

 

この時期ならではの若緑色のお菓子といえば『うぐいす餅』

餡を求肥などで包み、両端をつまんで、ふっくら可憐なうぐいすの姿を表現したお菓子です。黄な粉やうぐいす粉(青大豆を炒った粉)を振りかけて、香ばしい香りも楽しむことができます。

 

うぐいすは、別名「春告鳥」「報春鳥」などと呼ばれます。ホーホケキョというさえずりが、春の訪れの指標となっているからです。春のモチーフとして、うぐいすを模った練り切りも見かけることが多く、美しいさえずりと可憐な姿で、昔から人々に愛されてきたことがわかります。

 

『梅にうぐいす』・・・絵になる取り合わせ、仲の良い間柄のたとえで、縁起がよい言葉です。

なにかと気ぜわしい毎日ですが、和菓子手作りキット かしあわせを作って、うぐいす餅との粋な組み合わせで、ひと息いれませんか?春への季節の移ろいを和菓子から感じるのもいいものです。

 

 

補足ですが、この日に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれるという言い伝えがあるそうです。

 

 

 

 

 

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