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季節をあじわう ~春分~

和菓子こよみ | 2021.03.16

 

春分(しゅんぶん)

二十四節気のひとつで、昼と夜の長さがほぼ同じになり、ここからだんだんと昼の時間が長くなり、夏へと向かいます。
また、春分の日は「自然をたたえ、生き物を愛しむ」目的の祝日です。

この頃から桜の便りも届き始め、店頭に並ぶ御菓子達も春満開。
様々な表情の桜の和菓子でお花見はいかがでしょう。

 

この季節に欠かせない、代表的な「桜」の和菓子といえば、桜餅。
お茶文化とともに発展してきた和菓子は、お茶の香りを楽しむために、お菓子自体の香りはとても控えめです。そんな中、桜餅は、桜葉の特徴ある香りが心に残るお菓子です。

桜餅は、2種類あるのはご存じでしょうか?地域によって、同じ名前でもまったく違う姿をしています。

●関東風・長命寺(ちょうめいじ)・・・水に溶いた小麦粉などを焼いたクレープ状の生地で餡を巻くタイプ

●関西風・道明寺(どうみょうじ)・・・もち米からできた道明寺粉でまんじゅうのように餡を包んだタイプ

 

当店の桜餅は『長命寺』です。歴代の当主の修行先が関東であることに由来します。

毎朝、職人が一枚一枚丁寧に皮を焼き上げていきます。
しっとりモチモチの皮のヒミツは、白あん。白あんを加え、上品な風味とコクのある皮に仕上げます。なめらかなこし餡、香り高い桜葉との最高の調和をお楽しみください。

 

桜餅に限らず、同じ名前でも地域によって全く姿の違う和菓子が他にもあります。それぞれの地域に根付いたお菓子やその由来を知ることも和菓子の魅力です。また、その季節だけの出会いも魅力のひとつです。

和菓子手作りキット かしあわせでも和菓子の魅力を体感することができます。あなたの思い描く「春」や「桜」を和菓子で表現してみませんか?

 

 

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