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季節をあじわう ~啓蟄~

和菓子こよみ | 2021.03.04

啓蟄(けいちつ)

二十四節気のひとつで、今年は3月5日から春分までの約二週間を指します。

それぞれの漢字「啓」は、ひらく、みちびくという意味があり、「蟄」は、虫などの生物が隠れるという意味があります。寒い時期に隠れていた生き物たちが、動き出して外に出てくる、まさに春の始まりを意味する季節です。

私たちも冬の寒さから身を守るために、筋肉も心も自然と硬くなっていたのかもしれません。街路樹の新芽や少しずつ色づき始めた桜のつぼみを見かけると 心も身体の動きも軽くなります。

 

季節の移ろいが美しい日本で育まれ、受け継がれてきた和菓子は、その時その時の美しい情景を表現しています。
『啓蟄』まさに植物も生き物も動きを始めるこの時期には、それにぴったりの躍動感がある和菓子がたくさん登場します。

職人が表現する『春』をお楽しみください。

 

当店の『春』の上生菓子のひとつ、雪平です。菓銘:野遊び
雪平は、求肥に卵白を加えて練り上げた餅生地で、空気を含んだふわふわの手触りが特徴です。

雪平の上には、パステルカラーの餡と練り切りで作った蝶をあしらいました。

和菓子手作りキット かしあわせ「梅」や「椿」では、こし網で練り切り餡を押し出して、しべを作りました。今回は、それと同じ方法で可憐な草花の芽生えを繊細に表現しています。

 

和菓子手作りキット かしあわせでは、和菓子の基本技法を学んでいただくことができます。
道具なし、中餡と外餡のみのおかわりセットもございます。学んだ技法を使って、自由にご自身の春をお楽しみください。

 

 

 

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