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和菓子屋の心臓 あんこのヒミツ・豆の声
かしあわせのこだわり | 2021.02.19
かしあわせの中餡(なかあん)にもなる小豆餡
小豆は、乾燥した状態では、丈0.5~1cm程度ですが、炊き上がるとふっくらと膨らんで大きくなっています。
画像でもおわかりになるように大きさは1.5倍程度、重さは約2倍になります。
指で軽く押すだけで崩れてしまう ふっくらホロホロの状態です。
※左/乾燥(吸水前)・右/炊き上がり(吸水後)
和菓子の『心臓』であるあんこ
様々な種類があるあんこの中で、「粒あん」は、小豆の粒・姿を残すように炊き上げたものです。
早く完成させようと強火でグツグツ炊き続けたり、不要な圧力をかけると粒が割れてしまい、きれいな姿になりません。
小豆一粒一粒が 気持ちよく水分を吸ってふっくら伸び伸びと膨らむように、小豆の様子を見ながら、豆の声を聴きながら、火加減を調整して時間をかけて炊いています。
ふっくらと炊き上がったら、次に、美味しいあんこになるように蜜に漬けます。
ここでも一気に甘味を加えるのではなく、小豆のご機嫌を伺いながら、声を聴きながら2回にわけて、ゆっくりと蜜を吸わせていくのです。
時間をかけて、手間をかけることにより粒が美しく、つややかなあんこが出来上がります。
こだわりの豆をこだわりの製法で炊き上げたあんこです。
和菓子手作りキット かしあわせでもあんこの美味しさを感じていただけるとうれしいです。
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